2日間で3回号泣した。

 
「心のままに動いていれば魂が震えるほどの出逢いが必ずある。
 
あなたが今どうしようもなく苦しかったとしても、自分の心を信じて歩いた結果、あの時ギリギリの本当にギリギリのところで踏ん張っておいて本当に良かったと思える日がきっとくる。
 
絶対くる。
 
だから、、、、、だからどうか今を耐え忍んで欲しい。何回逃げ出しても良いから耐え忍んで欲しい。」
 
 
 
 
過去の僕にもし何か言葉をかけるチャンスがあるんならこんな口に出したら恥ずかしいような言葉を今なら平気で言えるだろうなという時間を過ごした。
 
 
 
昨日とその前の2日間で僕は計3回号泣した。それもどうやったって押し殺せないほどの号泣だった。
 
 
念のために言っておくが僕は泣き虫ではない。(子供の頃はめちゃくちゃ泣き虫だった記憶が鮮明にあるが)
 
 
最後に泣いたのは数ヶ月前、バングラデシュで働いていた時だ。
日本の社会に馴染めずに海外に飛び出してやっと掴んだチャンスでバングラデシュで働くも、食事や文化に馴染めずに体調を崩しまくって、現地のバングラ人スタッフのみんなも優しすぎるくらい気を遣ってくれるのに心の中で1個も感謝もできずに勝手に1人ぼっちになって自分でもよくわからないタイミングで出る涙を全く止められずに過ごした。
 
 
その前はもう思い出せない。
多分映画かなんかだ。
 
 
 
 
 
大樹とは友人あいぼんの生誕祭で出逢った。(大樹の他にもいっぱい良い出逢いがあった)
お互いに流れに身を任す生き方をしている為にその日から4日間と少しを一緒に過ごした。
 
お互いの「今」を共有して
音楽を楽しんで
同じ場所で寝泊まりして
一緒にヒッチハイクして
途中で諦めて新幹線乗って
ふんどし履きながらギターと歌をやって
一緒にさらなる良い出逢いをして
言葉にならない言葉を吐いた
 
 
 
4日目の朝、目を覚ましたとき僕は泣いていた。あの時の感情を言葉にするのはとても難しいが、とにかく嬉しくて泣いていた。こんなにも素敵な人に出逢えた感動が駆け巡っていた。出逢って4回目の朝に決して探していたわけではないのだけれど「やっと出逢えた」と強く思った。
そして、涙を見られるのが恥ずかしかった僕はかなり長めの散歩をした。
 
 
 
次の日僕はRock in Japan Fes.に交通費とチケット代を出すから一緒に行こうと誘われていて、広島から茨城へ移動する為にこの日の朝が別れの時になった。
 
橋の向こうまで送ってくれた大樹を前に僕は涙が止まらなくなってしまった。
 
思考や感情よりも先に涙が出てきてしまった為に必死にその理由を考えた。
大樹はこれから無期限でフィリピンで農業をしながらアジア、オセアニアを周って祭りを作る団体に入る為にしばらく日本には戻らないと言っていた。
 
だから、しばらく会えないから辛いのが理由とも思ったが、それは全然違った。
 
頭の中はとにかくずっと嬉しいのだ。ずっとずっと出逢えたことが嬉しくてたまらなくて、次会える時は友達としてまた会えることが嬉しくてたまらないのだ。
 
 
出逢ってからの時間なんか少なくても密度さえ濃ければ一瞬で深いところまで繋がれることをこの時初めて知った気がした。
 
 
 
 
 
 
その直後から、広島から茨城への新幹線を使った6時間のぶっ飛び大移動が敢行された。
家の無い無職の分際での新幹線移動そしてRock in Japan Fes.の参戦にはどうか多めに見ていただきたい。笑
 
ここでRADWIMPS野田洋次郎の声を聴いて3回目の号泣をした。
 
 
今から10数年前、僕が高校生の時に、まだまだ無名に近かったRADWIMPSの音源を聴いた時から今の今までずっと心を揺らされ続けている。
 
でもライブには一度も行ったことがなかった。そもそもライブに行く習慣が僕にはなかったし、過去に一度好きだと思っていたアーティストのライブに行って「あぁ、やっぱり違ったかもしれない。」と熱が冷めてしまった
ことがあったからそうなるのが怖かったのかもしれない。
 
が、そんな考えは完全に間違っていたことが証明された。
 
一応他のアーティストも見たりしてみたのだが、特に何も感じることもなく、身体も動かなかった。
 
相変わらず正直な身体だなぁと思ったし、そんな自分が好きになれてきているなぁとも思った。
 
 
3曲目か4曲目か忘れてしまったが洋次郎が楽器をピアノに変えて、『棒人間』を歌った。
 
歌う前に、「なんで僕は周りの人間みたいに上手に人間をできないんだろうかと思っていたことがあって、、、、、」というようなことを言っていて、その瞬間から曲が終わるまで涙が止まらなくなってしまった。
 
 
歌詞
「僕は人間じゃ無いんです 本当にごめんなさい
 
そっくりにできてるもんで よく間違われるのです
 
僕も人間でいいんですか ねぇ誰か答えてよ
 
見よう見まねで生きてる僕を 許してくれますか」
 
 
 
 
 
 
これは勝手な僕の解釈だが、僕にもそんな風に感じていた時がすごくあって、
 
その時の周りの大人たちみたいになんとかして上手に『つまらない顔』を真似しながら生きようとしていた瞬間がいっぱいあって、心をすり減らして過ごしていたなぁ。ということを思い返してしまった。
 
そっち側にはもう戻れないな、きっと。
 
 
洋次郎を生で初めて見た時に、幻滅した事なんて1個もなくて、むしろ今まで何度も洋次郎の声に歌詞に根底の意味に助けられた事がいっぱいあって「ありがとう。」って事と「やっと出逢えた。」って事が頭に浮かんでいた。
 
 
 
 
この時に大樹に出逢えた事ともなぜか頭の中でピッタリと重なってまたさらにとても嬉しい気持ちになった。
 
 
 
今、カフェでこれを書きながら思い出し号泣をしてしまったので、3日間で4回泣いていることになる。
 
 
前言撤回。
泣き虫だな俺は。
 
 
 
 
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