BINBOU〜双方向コミュニケーション型エンターテインメント〜
前回のブログで所持金が底を尽きそうだ。という話をした。
(前回記事)
お金については今まですごく考えてきた(考えさせられてきた)し、何より僕の中で無くなったら怖いものという認識がすごく強かった。
だから、
「ブログに銀行口座を載せて投げ銭を求めるとかは賛否あるだろうな。」
「いやむしろ否(ピ)がすごいだろうな。」
「いや、それよりもそもそも俺発信力ないし誰からも注目されないだろうな。」
「無視されるの嫌だな。」
「なんか、よくわからないけどお金くださいって言うの怖いな。」
みたいな考えは少なからずあった。
だって俺めちゃくちゃビビリだし。
誰からも嫌われたくないし。
怒られたくないし。
って、そう思ってるから。
そんなんだから人に頼みごとをするとかどんなに小さいことでもめっちゃドキドキしてたし、頭に言いたいことあっても(あ、これ言うともしかしたらこの人傷つけちゃうかな。)とかいろいろ考えちゃって全然自分の意見言えなくてずっと悶々としたりしてたんだけど、
最近なんかすごいのよ、ぼく。
なんというか、
無敵!
なのですよ。
精神的に。
(過去にこんなに自分のことを肯定できたことがないので、今までの僕を知っている人とか付き合いがあった人とかには、なんか違和感があるとか言われちゃいそうだけど)
だから頼みごととか全然出来ちゃうし、言いたいこと言いまくってて、それでいて、そんな僕のことが素敵だと言ってくれる人が周りに集まってきている。
もちろん、まだまだ全然ビビリだし、嫌われたくないし、怒られたくないんだけど、それよりも言いたいことを言わない気持ち悪さをなくしたいとか、自分に嘘ついて小さな我慢をしたくないっていう気持ちが強くて、その気持ちに従っている感じで、
そうすると毎日の毎瞬毎瞬が精神的にも肉体的にもすごくとても心地よく過ごせるということに感動する日々です。
ヒロキsan
〜〜〜約3 month ago〜〜〜
僕は精神的にどん底にいた。
(当時書いた記事)
原因はお金。
バングラデシュで8ヶ月勤めた結果うつ状態で帰国した後に残った貯金約70万円を鉄砲玉48(完全無料の何でも屋さん)をしながら日本全国+少し海外を飛び回る上で徐々に減らしていき、10万円をきったときにどっと不安が押しよせた。
あったものが無くなる不安
最低限の生活が守られない不安
人に頼らないと生きていけなくなることへの不安
人にお願いすることへの恐怖からの不安
お金がない人と思われることへの不安
みたいな似たような違う種類の不安でいっぱいになって、どの不安とどう向き合って良いのかわからなすぎて、何もしないのも、何かするのも全然できなくなった。
実家(愛知)にいられなくて、とりあえず東京にきて、そのあと千葉の友人ファミリー宅にしばらく居候することにした。
そこでとにかく自分と向き合った。何もしないでダラダラする。という事に全力で向き合って全力でダラダラした。
食べたいものを食べたい瞬間に食べ、
寝たいと思ったときに眠り、
したくないことはトコトンしなかった。
皿洗いとか、掃除とか、人の家に泊まっていたら普通するであろうことも全然しないで、しないでも何か思ったり言ってきたりする人たちじゃないと知ってるのにそれでも怖くて、怖かったけどでもあえてそれはしないと決めて、とにかく自分の気持ちに素直に従う事に集中した。
ずっと他人軸で生きてきたから、ほんとのほんとは何がほしいとか、ほんとのほんとは何食べたいとか、麻痺してて全然わからなくなってて、毎日毎日ビクビクしながら生産性のない日々をすごく頑張って頑張らないようにして、過ごした。とにかく過ごした。
それから3週間ほど経ったある日、その家の奥さんから言われた言葉がとても印象的だった。
「ひろきくん、この家に来たとき、不安で全然だらだらできないって悩んでたけど、今毎日Youtube見てご飯食べてめっちゃだらだら過ごせてるよ。悩み解決してるじゃん。」
その時自分で初めて、だらだら生産性ない時間を過ごせてる自分を許せていて、3週間前に感じてたような不安が全然ないことに気がついた。
自分を満たす為にお金使いも荒くなっていたから、10万円もかなり下回ってきていたのだけど、残金10万円の時よりも不安が増えることはなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あれから3ヶ月経った今、全財産は見事に底をついた(実は前回のブログの後に友人のイベントに残りの全財産を投入した)。ものの、不安が全然ない状態の僕がいる。
強がりとかではなく、
お金もないし、
仕事もないし、
天パだし、
朝起きられないし、
すぐ寝ちゃうし、
天パだけど、
そんな自分にも価値がありまくると思えているし、そのままで全然良いと自分で自分に許可が出せている状態。
実は前回のブログを書き終えてすぐ(公開する前)に、それを僕の大切な人に見てもらったら、
「なんかそれ読んだらひろきにお金あげたくなった。」
って言われて1000円くれたんだけど、何かその、『あげたくなったからあげる。』というその世界観がとても心地よいなぁ。と思った。
結果的にその夜の食事ですぐにそのお金は無くなって、その後完全に財布が空っぽになってしまったんだけど、そこからなんとその日のうちに超高速V字回復を遂げて、
(ブログ面白かったから奥さんに内緒でって言って振り込んでくれたり、たまたま1度海外であって話をした人が振り込んでくれたり、自分が精神的に辛いのにひろきの為ならって言って直接手渡してくれる友人がいたり、わざわざ最寄りの駅まで来てくれて「がんばれよ」ってポチ袋と花を手渡してくれたり。)
そんなこんなで、前回のブログを書いたことによって結果的に僕の空っぽの財布に計18000円が追加されて、
いろんな人たちがお金をくれたり記事をシェアしてくれたおかげで僕の生活は一時的に守られました。
みなさま、心から本当にありがとう。
改めて僕は生かされて(愛されて)いるなぁ。と思いました。
さらに、今回のことで僕が1番良かったと感じていることは、僕の今の『お金がない。』というこの状況を面白がってくれる人が意外とたくさんいるなぁ。ってこと。
お金がないってのは自分事だと不安になったり、心を掻き乱されたり、無駄に頑張っちゃったりしてしまうけども、他人事としてみると意外とエンターテインメントに成り得ちゃうんじゃないかなぁ。なんて思って自分事であるはずの僕自身がこの状況ににやけてしまっていたりします。笑
「僕の今」を一緒に楽しんでくれる人。
僕と一緒に遊びましょう。
(会ったことない人も気軽に連絡してもらって大丈夫です。)
BINBOUという名の双方向コミュニケーション型エンターテインメントやってます。
(まぁ何もしないけど)
(ただただ僕のことを面白がってくれる画面の前のあなたと遊びたい)
(そう思っています)
(先日久しぶりに立ち寄った実家のトイレにあったカレンダーの攻め具合が絶妙だったので公開する)
記事が面白いと思ってくれた人がシェアしてくれたらめちゃくちゃ嬉しいです。