ホームレスとして、ある中学校のイベントに招待された話
つい先日、都内にあるとある中学校の教育系のイベントに呼ばれて足を運んだ。
聞けば、中心となっている数名の生徒が自ら率先して動いて作り上げたイベントで、生徒と先生たちの持っているコネクションをフルに活用してゲストを呼び集めて開催されるに至った(っぽい)。
僕もその中の一人で、数ヶ月前に先生の一人から僕の友人を通して連絡があり、面白そうだという理由だけで行ってみることにした。
と、こんな感じで起こった出来事の説明を続けようと思っていたのだけど、
たった今、飽きた!!
ので、
結果を先に伝えると、めっちゃ行って良かったということに尽きる。
そもそも僕には中学生に伝えたい想いなんてない。さらに、このイベントのテーマとなっている「世界を変える(変えたい)。」なんていう想いもない。
やばい。
軽い気持ちでオッケーしてしまったけれども、俺これ向いてないかも。てきな考えが頭をよぎったのがちょうど前日。
(相変わらず直前にならないと臨場感湧かない病なのです。)
いや、でも、
そもそもそもそも、こんなよくわからないホームレスと名乗っている男を学校内に呼び入れて何かしゃべらそうなんて言う方がどうかしてるので、
もう、どーにでもなれよというような気持ちで存在していました。
大人数の前で一方的に話すというようなことが劇的に苦手なこの身なもので、会場に入った途端に、
あぁ、終わったな。
というような気持ちでいっぱいになったのだが、少人数のグループワークのみだということで一命をとりとめた。(死ななくて良かった)
昔からそうなのだが、僕はグループとして人を捉えることが苦手だ。1対1のコミュニケーションが一番「あぁ会話しているなぁ。」という気分になれるのに対して人数が増えれば増えるほどその感覚が薄まってしまう。
今回は僕以外に中学生が3人ー5人のグループの繰り返し。悪くはない。
20分間の自分のことを話す時間を与えられたが、20分も一人で話すのは無理だと思ったので、「20分も一人で話すのは無理なので、何か聞きたいことがあったらすぐにその場で聞いてもらえるとめちゃくちゃ助かります。」と前置きした上で話すことを始めた。
・憧れだった海外で仕事をするという夢が叶ってバングラデシュに行ったものの鬱になって帰ってきた話。
・たくさん持っていて幸せな人よりも仕事もお金もなくて幸せな人の方がなんか格好良いぞと思って家なし生活を始めた話。
・TPD48(鉄砲玉48)として全国出張型の無料のなんでも屋さんをやって起こった面白い話。(ホームレスがベンツでiphoneを探しに行く話とか)
・なんやかんや過ごしてたら東京の7階建ビルを1棟使った面白場づくりを手伝うことになった話。
・病的に朝起きられないので毎日11時くらいまで寝てるのにこの日は朝7時半に起きて今ここにいるのは俺的にすごいっていう話。(ほんとは起こしてもらった)
・中学の時はいじめられてて毎日が超つまらなかった上に、高校では全然友達ができなくてそれはそれでつまらなかったにもかかわらず、大学ではめっちゃ友達できてスゲー良かったよって話。
などを話した。
まぁ最初のさわり以外は生徒たちの質問力によって引き出されたようなものなので、それを加味して、めっちゃ良い話できたなぁ。と勝手に思っている。
僕が中学生の頃を思い返してみても、「この大人の話面白いなぁ。」みたいなことを思った記憶がほとんどないので、せめて目の前の3人の身になる話かどうかは置いておいて、なんとかこの3人を笑わせてやろう的な事しか考えてなかったのだけどその作戦は見事に成功した。(先生方本当に申し訳ない。笑)
僕が「マジで俺タブーないからなんでも聞いていいよ。」「あ、ちなみに今日のこの服装は俺の好きな人にコーディネートしてもらったの。可愛いでしょう?」「ちょ、その興味なさそうな感じやめてもらえるかい?」
とまあこんな感じで話していると最後の方で、
「お金とかはどうなってるんですか?」
というような質問が飛び出したので、
「今全財産3万円くらいあって、このままいくと近いうちに無くなりそうなんだけど、まだ0にはなったことないから0になったらどうなるんだろうね。」
なんて言っているちょうどそのときに先生から今日の報酬であるQUOカード3000円分が配られて、
「お、やった!全財産が3万3千円になった!」
と喜んでいたら、目の前の生徒にめっちゃ笑われた。
というような1日でした。
おしまい。
引き続き頑張って頑張らないように生きよう。
すごく真剣にふざけて書いたので、
記事が面白いと思った人がシェアしてくれたらめっちゃ嬉しいです。
あ、鉄砲玉もまだまだやっているぞという心持ちでいるので、もし良かったら暇つぶしにでも僕を使ってください。
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